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木造建築の「古代工法」は大工技術の蓄積!

この写真は、昭和62年の棟上げの状況です。

これだけの木材が組上げられていますが、400坪の建物が「ねじれ」もなくビクともしていません。

丸太木材を半分位かぎ取り組み合わせると、その部分は鉄骨のように90度を保ち、直角が動かなくなります。

桁の水平面剛性も屋根面剛性も筋違いを入れなくとも建物が固まってしまい、地震に強くなります。

昔の職人は腕を「ひけらかす」ために曲がった木を組み合わせたのではなく、建物を頑丈にするために木を組み合わせているのです。

大変な作業になることは承知のうえだと思いますが、100年、いや200年建物を使い続けるための知恵だったと思います。

お城や神殿を作った職人が地方に持ち帰った「技術」を大切にし見直さなければいけないと思います。

最近非常に地震が多くなってきました。

一番大切なことは、柱を太くすることです。

柱を太くしましょう!

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