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古民家物件が市場に出回らないのは何故?
古民家が市場に出回らい理由は何故でしょうか?考えてみました。
■所有者の問題
A:そもそも売る気が無い
B:現在空き家でも、所有者が施設や病院に入院していて、帰る場所として残してある
C:所有者本人が高齢で決定権がない(決定権はすでに子供)
D:空き家の所有者が認知症になり売買できない
E:田舎の家が空き家になっていても、思い出が多くて手放せない
F:空き家の相続人が決定していない(所有者が決まっていない、係争中)
G:手続きの方法等が分からい
■建物の問題
H:抵当権の設定などに問題がある
I:接道が無く売買できない、土地の文筆も出来ない
J:隣地境界線が確定されていない(近隣と揉めている)
K:市街化調整区域で売買譲渡が出来ない
L:田舎と都会の地価の認識が違い、交渉が出来ない(現地の価格で交渉)
M:長屋などで建物が繋がっていて、工事や解体できるか分からない
N:相談できる不動産屋さんや工務店がない
O:建物・土地の登記が無く費用や時間が掛かる(所有権移転が出来ない)
P:古民家で現況図面が存在しないので直ぐには相談出来ない(図面を作成する)
古民家や中古物件は相続問題などが解決しないとうまくいきません。
譲渡人または相続人が一人の場合は上手くいく事がありますが、多人数だと中々合意にならないケースが多いようです。
〔結論〕
譲渡人(相続人)が一人の物件を探しましょう。(複数の場合相続放棄などが必要)
登記簿上の、切り図や建物・土地の登記やそれぞれの測量図が存在する別件を探しましょう。
中古物件の場合、住宅金融公庫を利用して建築された物件を探すと、耐震性も問題なく、登記簿も存在し隣地境界線も解決済みである。
以上の内容等をクリアーしなければ市場には出回りません。
まずは建築士・工務店にご相談ください。