お知らせ

新年あけましておめでとうございます。

■本年もよろしくお願いいたします。

■ 昨年は「出雲 一畑寺 観音堂で始まり、観音堂で終えることが出来ました。

□ 私の建築との出会いは、京都の数寄屋建築から始まりま、お茶室などを手がけました。 と言っても見習いみたいなものでしが。 その中で「奈良の薬師寺西塔」を皆で見に行き、「日本最後の宮大工」と言われた西岡常一棟梁のお話を聞くことが出来ました。 そこで「槍鉋(やりがんな)」を初めて目にしました。 「だれか使ってみませんか」と言う言葉に先輩が名乗り出られましたが、初体験で一向に切れませんでした。 現場の職人さんがお手本を見せられると立派な鉋屑がひょろひょろ出ました。 さすがプロだなとだれもが思いました。

□ 苦労話として、当初現代の「槍鉋」を購入してテストしても思うような切れ味が出なく、思いついたのが、もともと西塔に使用されていた「和釘」を集めて鍛冶屋さんで打ってもらったそうです。 そこで初めて本物の切れ味になったそうです。 やはり鉄が違ってたようです。 「たたら製鉄」されたものでなくては駄目だったようです。

□ その後西岡棟梁の本とビデオを購入しました。 そこに「神社仏閣を崇めずして、社堂伽藍語るべからず」と言う言葉がありました。 職人として大工として、神社仏閣に手を掛けるなら、宗派の違いなど言っていてはダメだという事でした。

□ そんな心のこもらない仕事をするなという事です。 魂の入らない仕事はするなということだとおもいます。 そこを言い聞かせながら一生懸命仕事をし、無事に落慶法要にたどり着きました。

□ 昨年は幸いに大工職人さんがたくさん集まって頂き、本当に幸運で、ありがたかったです。

■ また、リノイズらしい仕事でしたが、15年前から中断していた大型住宅もありましたが、これも沢山の職人の方々に集まって頂き、先代様からの約束が成就でき、感謝とホットした安堵感でいっぱいです。 ありがとうございました。

■ 今年の目標ですが、残るは「世界基準の家、パッシブハス」をこの出雲の地で建てる事です。 土地は準備していますので、移住やUターン、あるいは2拠点住居、別荘などのお考えの方は、このホームページよりご連絡ください。

■ お待ちいたしております。

よろしくお願いいたします。

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家族が増えたので間取りを広げたい、キッチンだけ今風にリノベーションしたい、出雲地方の古民家に興味がある、そもそも費用はどれくらいかかるの?等、リノベーションに関して何でもご相談を受け付けていますのでお気軽にお問合わせください。

新築には無い家造りの面白さがリノベーションには沢山詰まっています。ぜひ私たちと一緒にリノベーションを楽しみましょう。