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これは127年前の棟札で、先祖の名前を調べていたら、「小工」が記載してあるのに気が付きました。
大工以外に、建物の修理などを受け持つ職人がいた
殆どの棟札には「大工」とありますが、何枚かは「小工」とあり、調べると「修理などをする職人」とありました。「大工」が棟上げなどの「新築」をする職人と言う意味なのかもしれませんね。
大工=墨付をして棟上げをする職人
小工=造作や修理をする職人
木挽=山から木を切出し製材する人
(昔は木挽が切った木を、大工が読み解き曲がった木に墨付けをしたので、木挽きが偉かったそうです。でも死ぬほどの重労働でした)
檜皮=屋根葺き職人
…と分類されてました。

しかしながら、「棟梁」との記載は1枚もありません。そういう仕事は無かったのかもしれませんね、今でいう現場監督かな?